ポラス第11回学生・建築コンペ 応募件数が大幅増加 610件から5組が最終審査
住宅新報 2024年7月30日 号 10面
ポラスは7月11日、「学生・建築デザインコンペティション」の公開審査会と表彰式を開催。1次選考の書類審査を突破した5組がプレゼンテーションに挑み、芝浦工業大学の末松拓海さんと中林由佳さんの「原子たちのための家」(写真)が最優秀賞を獲得した。11回目の開催となる今回は、「個が際立つ新しいシェアのまち」をテーマに、登録は966件(前回比400件増)、応募は610件(同248件増)といずれも大幅に増加した。
末松さんと中林さんは、テーマから〝原子が安定を求めて繋がる〟ことで構成している分子を連想。CLTパネル(直交行集成板)で壁として風車型に配置し、ドアのない半個室空間を広げることで、プライバシーを確保しつつ、閉鎖性を排除し、つながりを保つ〝シェアの街〟を提案した。
商品化作品など2つの賞を新設
今回からは、これまで別途行っていた商品化作品を対象とした「RI賞(Real Ideas award)」(5点、賞金各5万円)や、大学院生・大学4年生を除く応募者から特に優秀な作品を表彰する「UJ賞(Under Junior award)」(10点、賞金各3万円)を新設した。
最優秀賞以外の入賞者は次の通り(以下敬称略)。
優秀賞=「自動記述的なカタチの重なり」芝崎秀祐(北海道大学大学院)、中野馨文(同)▽入選=「大きな軒先の家――軒から軒へ、滴る暮らし――」諸江一桜(武蔵野美術大学)、半田洋久(芝浦工業大学)▽「他を感じ、個を知る。個が際立つとは他者と関わること」野々村佑菜(立命館大学)、今井廉(同)▽「ランウェイに暮らせば、 個性の『表出』と『あふれ出し』の『のりしろ』となる渓谷舞台」山口篤(早稲田大学)、一杉健洋(同)
佳作=「個体ト群体」昌子叶(横浜国立大学大学院)、大沢早咲(同大学)、石津心之輔(同)▽「人家街ともにいきる」山岸匠太郎(武蔵野大学大学院)、森戸元(同)▽「からみあう住まい」新延摩耶(慶應義塾大学)、紀平陸(同大学大学院)▽「窓を貸す暮らし」丘晴通(日本大学大学院)▽「暮らしあしらいの家」市原大輝(名城大学大学院)、柘植勇介(同大学)
RI賞=「窓物語―窓際の再構成」中野澪(工学院大学)、中野蓮(明治大学)▽「個が溢れ出す路地暮らし ひとつ屋根の下で」前垣ひより(大阪大学)▽「軒下に広がるセミシェア」谷野彼方(米子工業高等専門学校)▽「悠久の坪庭」中根圭太(日本大学)▽「幸家あれ。~縁の側で~」南部ひなの(法政大学)、小笹遥香(同)
UJ賞=「うちそと、そとうち、」山田光(日本大学)▽「まちのパレット」荒井美有(芝浦工業大学)、森咲月(同)、高橋光希(同)▽「STAY ALONE 独身の都」星野晋吾(東京都立大学)▽「和―acru―混ざるを区切る」今井悠介(愛知産業大学)、岩戸樹輝(東京電機大学)▽「学び家で育つ」安藤莉央(東京大学)▽「杜のコモンランド」須田珠那(島根大学)▽「香族――かぞく――」本多航大(名古屋工業大学、以下同じ)、菱沼瑛▽「私のままでみんなと暮らす」長濱颯哉、内藤乃麻、佐々木葵、柳周吾、水谷隼也▽「それぞれの世界から、共に木を望む」田村朋香(日本大学)、粟村かりん(同)▽「新日本屋敷 新たな交流を生み出す自己空間操作システム」太田涼介(芝浦工業大学)、冨田慎之介(同)



















