パテント社「他社牽制ランキング」 ミサワが11年連続首位に 特許領域で存在感
住宅新報 2024年7月30日 号 10面

特許分析・調査に関する事業を展開するパテント・リザルト(東京都文京区、白山隆社長)はこのほど、ハウスメーカー業界を対象に実施した先行技術に関する独自調査「他社牽制(けんせい)力ランキング」の2023年度の集計結果を公表。1位はミサワホーム、2位は大和ハウス工業、3位に積水ハウスだった。ミサワホームは13年の調査開始から11年連続の首位。
同調査は、23年12月までに公開された特許出願のうち、特許審査過程で拒絶理由に引用された特許件数を企業別に抽出・集計したもの。直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術の保有状況の指標となる。
首位だったミサワホームが最も引用された特許は「宅内の各種機器を統合的に制御して生活の利便性を高めるシステム」に関する技術で3件の審査過程で引用されたほか、電子錠に採用されている「訪問者認証システム」に関する技術が2件の拒絶理由として引用された。
2位の大和ハウス工業は、「宅配ボックス装置」に関する技術が3件の審査過程で引用され、また、「集合住宅などの建物に設置される宅配ボックスのセキュリティシステム」に関する技術も2件の拒絶理由に引用された。
積水ハウスで最も多く引用されたのは「快適な睡眠環境を形成するための光・音・温度の制御による睡眠環境調整方法」に関する技術で、6件の審査過程で拒絶理由に引用された。
4位のトヨタホームは「災害時給電システム」、5位の住友林業は「見守り介護記録システム」が、最も多く引用された。

















