ポラス さいたま17戸が富山の農家と交流 リモート活用で〝農〟を日常に 遠隔ワークショップやサブスクも
住宅新報 2024年7月16日 号 10面
ポラスグループの中央住宅は7月6日、さいたま市南区の戸建て分譲住宅地「結美の丘 浦和 きときとプロジェクト」(全17戸)の街びらきイベントを開催した。同分譲地は大型の脚付プランー「ベジトラグ」を採用し、土地型家庭菜園を提案したほか、日常的な〝農〟との関わりをコンセプトに据え、SNSとリアルな体験を併用し、富山県の農家と交流を深めることで食育や地域交流に取り組んでいる。今回のイベントでは、富山マルシェワークショップをリアルとリモートの両輪で開催。分譲地で同県産の農作物を販売したほか、オープンチャットで住民と農家が交流を図った。
同社はこれまで市民農園の利用権付き戸建て分譲住宅など、農業体験を付加した商品開発を手掛けた。近隣農家を招き年2回のワークショップを実施したものの、分譲地での指導は頻度が限られ、生産者の日頃の作業や思いの共有には至らず、住民の畑の管理が課題となるケースもあった。
そこで、コロナ禍で一般化が進んだSNSやリモートを活用し、生産者と日常的に交流しつつ、家庭菜園で野菜を育てる体験を通してフードロスなどの社会課題や地方農業が抱える課題を〝自分事〟と捉え、行動を伴う地域交流の機会提供を模索。富山青果市場職員によるサイト上の呼び掛けで、同県の野菜生産量が全国最下位の現状を知り、声掛けによって交流が実現した。


















