富裕層向け人材拡充 住友林業 受注6000万円以上は3倍に
住宅新報 2024年7月2日 号 10面
住友林業は7月1日から、富裕層向けの「邸宅設計プロジェクト」の取り組みを拡大。デザイナーを拡充したほか、コンセプトやデザインの特長などを紹介するウェブサイトを新設。基本デザインを採用した「BFグランスクエア」や実例、デザイナー育成制度などの情報を公開した。
同プロジェクトは14年10月に開始。設計力の向上を始め、接客スキルの強化や伝統文化への理解を深めるなど、設計担当者向けの研修制度 の拡充を進めてきた。
当初は上質な自然素材を生かした空間を提案していたが、顧客の多様化に伴い、住宅に対する価値観、ライフスタイルが変化。23年度には6000万円以上の受注棟数が14年の3倍に拡大するなど、〝充実した時間を過ごすための空間づくり〟がより強く求められるようになったことから、社内基準をクリアした設計担当者を「チーフデザイナー」に任命し、全国の支店に配置した。「チーフデザイナー」は実績や対応能力、後進育成などの基準を基に2年ごとに見直す。
今後もデザイナーの増員を進めるほか、全国の主要都市にプロジェクトに基づく住宅展示場の新設などの取り組みを進める方針だ。



















