団地再生へ知恵を 大和ハウスがシンポジウム 共通の課題と強み抽出
住宅新報 2024年2月6日 号 10面

講演会は国土交通省住宅局担当の宿本尚吾大臣官房審議官、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の大月敏雄教授、大和ハウス工業リブネスタウン事業推進部東日本統括グループ長の作田千佳氏が講演した。
宿本審議官は、住宅団地が高度経済成長期に大量供給された状況を振り返りつつ、高齢化の進行や空き家の発生、多様な用途の立地が困難といった現在の課題に触れ、多様な用途の導入や、医療福祉施設や生活利便施設、地域交通機能の充実といった、住宅団地の再生に向け国が目指す方向性などを示した。
大月教授は、「住民主体の団地再生に向けて」と題し、自身が17年から携わる東京都八王子市めじろ台のまちづくり協議会発足や憲章策定、まちづくり基本方針の作成や具体的な場づくりなどの具体的な取り組み事例を取り上げた。作田氏は、「大和ハウスグループの〝将来の夢〟」と題し、同社が60年代から開発してきた61カ所の大規模戸建て住宅団地「ネオポリス」の〝再耕〟を目指し、住民との対話や街づくりの担い手の醸成、施策の導入など、現在8カ所で進める「リブネスタウンプロジェクト」の取り組みを紹介した。

















