分譲も3社が二桁アップ 大手住宅メーカーの23年12月受注金額 単価上昇の傾向も継続 4社が「注文」前年上回る
住宅新報 2024年1月23日 号 10面

積水ハウスは、リフォームは前年同月を下回ったものの、全項目で通期計画通りに進ちょく。分譲戸建て住宅においても、都市部における土地の分譲が前年を大幅に上回るなど、堅調に推移しており、コンスタントに供給できる体制を維持している。
また、リフォームも、前月同様、断熱化や蓄電池搭載、大空間リビングといった、500万円以上の大型リフォームは好調を維持。前月に引き続き大幅に伸長したマンションは、「グランドメゾン福岡 The Central Luxe」(総戸数123戸)や名古屋の「グランドメゾンThe池下ガーデンタワー」(総戸数約200戸)といった高額物件が前月同様、好調だという。
大和ハウス工業は、前月に引き続き、戸建て注文住宅は前年同月を二桁下回った一方、供給の拡大を進めている分譲住宅は、昨年12月以降、年間を通じて右肩上がりを維持した。また、住宅用地も前年同月を4割上回るなど、戸建てにおける分譲住宅へのシフトは順調に進んでいる。なお、前年同月を二桁下回ったマンションや、賃貸集合住宅については、計上基準の変更が数値に影響しているものの、いずれも計画通り、順調に推移しているという。
2カ月連続で賃貸倍増
決算期の住友林業は、全体での累計は前年度をわずかに及ばなかったものの、単月では戸建て注文住宅、賃貸住宅が前年同月を上回った。戸建て注文住宅は受注単価が引き続き上昇。ZEH比率は75%を超え、前月同様、単価が高水準で推移する要因となった。
賃貸住宅は、供給数が限定的であるため、数字の変化が目立つ傾向にあり、前月に引き続き2倍以上に拡大。ただし、前月は単発的な大型案件が要因だったが、今回は、商談を継続していた大型・高単価物件の複数受注に結実した。脱炭素へのニーズが高まる中、賃貸用木造マンション「フォレストグランデ」を軸に都市部を中心とした賃貸マンション需要への対応を通じ、更なる受注拡大を図る方針だ。
リフォームは、前月同様、光熱費高騰に伴いスマート商材・断熱などの省エネリフォーム工事が伸長したものの、外装や水回りのリフォームの受注が伸び悩み、前年同月をわずかに下回った。
旭化成ホームズは、集合住宅が引き続き堅調に推移し、請負全体では、前年同月を3割近く上回った。
ミサワホームは、建て売り分譲住宅と賃貸住宅が前年同月を大幅に上回った。いずれも母数が大きくないため、数字がぶれやすいといった要因があるとしたものの、建て売り分譲は各地で好調に推移。賃貸住宅は、首都圏を中心にZEH―Mを含めた大型物件の受注が業績をけん引した。
パナソニックホームズは、注文住宅と分譲住宅がいずれも前年同月を二桁上回るなど、戸建て住宅が堅調に推移した。

















