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スタンダード会員限定ポラス 草加・景観協定25棟に登録100件 グループ初の全棟ZEH

住宅新報 2023年11月28日 号 16面

住まい・くらし
モデル内観。開口部や窓の庇(ひさし)など随所にパッシブデザインを採用

モデル内観。開口部や窓の庇(ひさし)など随所にパッシブデザインを採用

 ポラスグループの中央住宅がグループで初の全棟ZEHとした埼玉県草加市の戸建て分譲住宅「ときの環 草加松原」(全25棟)の販売が好調だ。開発用地は最寄り駅からバイパス道路を越える立地に加え、様々な課題があったが、同市初の景観協定を締結し、緑地の維持や道路の開発など様々な工夫を施した。8月10日の販売開始から11月20日時点で19棟を成約。6月末にネット上への公開から登録数は約100件に上った。

 東武スカイツリーライン獨協大学前駅から徒歩19分に位置する第1種中高層住居専用地域・準住居地域内の駐車場跡地4732m2を120.20~207.73m2の区画に分け、建物面積92.84~109.84m2の2階建て18棟のほか、144.65~207.73m2の敷地に建物面積75.66~92.64m2の平屋建て7棟を建設。平屋・2階建てモデル各1棟が10月に竣工した。残りは12月中旬から24年5月下旬に順次竣工、引き渡しは1月下旬から7月上旬を予定。販売価格は3980万~5480万円。

 開発用地は、市有の遊歩道(蓋掛け水路)に分断された不整形地であるほか、鉄塔や送電線が通るといった、住宅開発には不利な要件が重なっていたが、景観協定の締結によって、第一種低層住居専用地域に準じる環境整備を図った。幅員6メートルの開発道路を設け、遊歩道隣地に提供公園を整備したほか、用地の南端に住民全員で共同管理する協定緑地を設けた。また、各住戸に1本ずつ協定樹木を定めたほか、遊歩道から建物を50センチセットバックさせ、植栽を施すことでグリーンベルトの形成を図った。また、送電線の直下に当たる西側には平屋建てを配置した。ガーデニングのワークショップを開催するなど、24年6月の街びらきから同社が2年間コミュニティ形成などをサポートし、緑の維持管理を図る。

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