大和ハウスなど 設計図書から3D化 仮想現実と連動、作業効率化に
住宅新報 2023年8月29日 号 16面

ヘッドマウントディスプレイを使った例。建築予定の建物の素材を実寸大で確認できる
大和ハウス工業と、同社グループの南国アールスタジオ(東京都渋谷区、秦勝敏社長)、トラス(東京都千代田区、久保田修司社長)の3社は、商業施設や事業施設における建物の3次元(3D)モデルにXR技術を活用することで仮想現実を連携した、独自のメタバース(仮想空間)「D‘s BIM ROOM(ディーズビムルーム)」を開発した。
初期設計から施工、見積もりなど建物のライフサイクル全体の情報管理を構築したBIMデータとクラウド建材管理システム「トラス」で選択した建材を、南国アールスタジオが開発した企業向けメタバースプラットフォーム「ホワイトルーム」に連携させることで、メタバースとして表示させた。連携によって、XR用のモデルを別途作成する必要がなくなり、5~20分程度で設計図書との整合性を担保した3Dモデルの作成が可能になった。
これにより、計画する建物の建設予定地で、実寸大の外観イメージや色味などをリアルに近い形で体験できるほか、メタバース上で色味や建材の決定、時間や場所を問わないメタバース内での打ち合わせなどもできる。決定事項はBIMや「トラス」に瞬時に反映できるため、企画・設計・施工における共同作業の効率化や、シームレスな情報共有、意思決定が可能となる。

















