環境アレルギーの知見共有 日本室内空気保健協会がシンポ
住宅新報 2023年7月4日 号 10面

シンポジウムの様子
日本室内空気保健協会(加藤美奈子代表理事)は6月22日、虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区)で「環境アレルギーを知ると未来が見える」と題したシンポジウムを開催した。
第1部は「環境アレルギーを知る」と題し、スマートシティ社会実験コンソーシアムの土屋俊博氏がファシリテーターを務め、参加者への質問を交えつつ進行。加藤代表理事が子供のぜんそくを巡る自身の体験を基に、住環境とアレルギーの関係性や換気や空気環境を保つ重要性を語ったほか、環境アレルギーアドバイザー支援ネットワーク支部会会長の塩田忠則氏が化学物質過敏症を発症するメカニズムや症状の特徴などを具体的に解説した。
第2部は「未来が求める住環境」と題し、加藤代表理事のほか、日本建築まちづくり適正支援機構代表理事の連健夫氏、一級建築士の新井かおり氏、愛知県豊橋市でハウスクリーニングやビルメンテナンスを手掛けるパリッシュホームサービス社長の大江晃正氏が登壇。空気環境を保つための方策を語り合い、新井氏が取り組むアップサイクル素材を開発した事例を紹介。ビニールクロスを巡る建築ごみや衣料廃棄物といったごみ問題をの解決を目指し、衣料品の繊維ごみを再生したサーキュラーコットンペーパー(CCP)を開発、適性の指標になる湿度の調湿性能を保ちつつ、資源循環が可能なCCPをボードなどの建材に活用する取り組みを発表した。
テクノロジーを活用 空気環境改善案募集
同協会は、「テクノロジー×空気=クリーン あなたのアイデア」と題するコンテストを開催、室内における空気環境の改善に役立つテクノロジーを利用したアイデアを募集している。一般のほか、高校生以下の次世代部門も募集。9月15日締め切り。11月2日にライブオープン選考通過者を対象に形式で最終審査を実施する。選考通過者は、形式で最終審査を開催する。
詳細は協会内のサイトhttps://contest.iaha.or.jp/へ

















