ポラス 東大研究室を改修 住宅資材でコスト削減も 新築分譲戸建て部門と初の協働
住宅新報 2023年6月27日 号 10面
ポラスグループの中央住宅はこのほど、東京大学弥生キャンパス理学部3号館(東京都文京区)2階の研究室2室のリノベーションを手掛けた。依頼主は、大学院理学系研究科生物科学専攻の竹内春樹教授。「生物系の研究者は研究室に居る時間が非常に長い。学生も12時間くらい居るのが当たり前」との環境から、学生が〝できるだけ長く居たい〟という環境を作る必要性を感じていたという。
竹内教授は、同社が産学協同で開発し、これまで約200棟の新築戸建て住宅で採用された同社オリジナルの国産スギ材内装壁パネル「スギノカ」の共同開発者だったこともあり、同社に研究室の改修を相談。依頼を受けた中央住宅は、同社の新築戸建て分譲の事業部門とグループで既存建物のメンテナンスや増改築などを担うポラスのリフォームが共同で取り組んだ。
新築戸建て部門で設計、リフォームで施工を担当。築63年のRC造の隣接する各152㎡の教授室と学生居室の2室に戸建て住宅に通じる間取りや動線、木質感のある住宅部材の採用といった、住空間設計の発想を公共空間へ転用することで、研究室の中にリビングやダイニングといった居室のような居心地の良い空間の創出を図った。


















