大手住宅メーカーの23年5月受注金額 戸建ては軒並み前年同期下回る 行動制限解除後も展示場来場者数鈍化
住宅新報 2023年6月20日 号 20面

積水ハウスは、戸建て住宅とリフォームでは前年同月を下回ったものの、計画通りの進ちょくで、業績自体は堅調に推移しているという。ただし、展示場来場者数は、前月を下回った。行動制限がなくなる直前の大型連休は「旅行や観光地に人が流れた」と分析、展示場来場への効果はなかったと見る。一方、ZEHは戸建て住宅での普及率が93%と9割超を維持しているほか、賃貸住宅も好調。入居者にメリットがでる「入居者売電」も差別化につながっている。また、マンションも大型物件の成約で伸長した。
大和ハウス工業は、昨年4月以降における計上基準の変更が引き続き影響。特にマンションは、前年に大型タワーの契約が相次ぎ、前年同月を下回る要因となったが、業績自体は堅調だという。
住友林業は、先月好調だった戸建て注文住宅は、4月に実施した価格見直しに伴う駆け込み需要の反動減が、前年同月を下回る要因となった。一方で、ZEHは引き続き、こどもエコすまい支援事業などの国の施策の下支えなどによって、ZEH比率も80%を超え、棟単価も引き続き高水準で推移した。リフォームも補助金政策の後押しで、環境配慮型リフォームは伸長した。ただし、OB顧客からの受注は前年同月を上回ったもの、一般顧客の大型案件の進ちょくが遅れたという。

















