積水ハウス建設グループ採用計画 高卒住宅技能工を大幅拡充 待遇改善で施工力確保、生涯働く環境を構築
住宅新報 2023年6月6日 号 10面
24年4月入社で今期採用(39人)の2.4倍の年間95人、25年4月入社で3.4倍の年間133人と、大幅な採用増員を計画する。また、「施工技能者」の呼称を「クラフター」に変更すると共に、(1)基礎を習得する「ホープ」、(2)クラフター、(3)チームを統率する「チーフクラフター」、(4)後進育成を担う「マスタークラフター」――の4段階の職務等級に分け、専門能力の高まりや広がりをタテ・ヨコ軸で示す「スキル・マトリックス」による新たな客観的評価を導入する。基礎から建方、内装といったマルチスキルを習得し、工程を1棟丸ごと担う多能工の育成を目指す上で、スキルやキャリアの〝見える化〟を図り、評価軸に活用することで、育成の効率化やキャリア形成を進める。多能工の育成は、新築戸建てのみでなく、既存住宅の性能向上をはじめとする改修工事などにおいても主戦力となることも想定している。
マルチスキルの習得で柔軟なキャリア形成も
「クラフター」などへの名称変更は、単発で採用される現業者との混同の回避を図る面もある。これまで新入社員が中心だった全国3カ所自社の教育訓練センターを応用訓練検定や訓練方針を変更した際の研修などにも活用するなど、マルチスキルを習得した人材が次のステップとして現場を管理する工事責任者に転じるといったキャリア形成も可能とする。


















