補助金活用で拡販強化 YKKAP 22年度は売上高最高も減益予想
住宅新報 2023年3月7日 号 10面
YKKグループは3月2日、23年度の経営方針を説明する会見を開催した。YKKAPの22年度売上高は5064億円(前年比13%増、計画比3%増)と2年連続で過去最高を計上し、初めて5000億円を突破する見込み。一方、営業利益は、146億円(前年比16%減、計画比33%減)、売上高営業利益率2.9%で着地する見通し。
国内では政府の補助事業が住宅リフォームやビル改装などの後押しとなったほか、エクステリア事業やビル事業も販売が拡大。一方で、住宅リフォームに資源価格の上昇等に価格改定が及ばず、減益の要因となった。ただし、当期純利益は為替の影響で147億円(前年比30%増、計画比4%減)を計上する見通し。
23年度は、省エネ上位等級(断熱等級5~7)の訴求による樹脂窓の拡販により、高断熱窓化率を22年度の76%から24年度に90%を目指すと共に、3省連携補助事業の活用による内窓・外窓やドアのリフォームの拡販を進める。また新築事業では、10月に高断熱・高日射熱取得の高性能ガラスやドアのデザインなどを追加。堀秀充社長は樹脂窓について「受注の段階で既に前年の3倍に上っており、生産体制が追い付かず納期遅れが発生している」と補助事業の影響を述べ、生産設備増強と人員強化を進めるとした。

















