クリナップ 「未来キッチンPJ」始動 「脱LDK」など新たな価値創出へ
住宅新報 2023年2月28日 号 22面
同プロジェクトでは、(1)武蔵野美術大学と産学共同で社会課題に取り組む「未来キッチンラボ」の創設、(2)同社の中高級価格帯のシステムキッチン「セントロ」「ステディオ」の新規購入者を対象とした、工事事業者の会員組織やリサイクル事業者を通じ、それまで使用していたシステムキッチンの回収・解体までを担うリサイクルプログラムの開始、(3)小学生を対象に〝あったらいいなと思う未来のキッチン〟のアイデアを募集する「未来のキッチンイラストコンテスト」の実施――に取り組む。
竹内社長は「ビジネスにつなげることを目指すが、当社の企業価値を伝える。プロジェクトによって、新たなポジショニングを発揮したい」と語る。
同社は、OBでもある武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科の山崎和彦教授や研究室の学生との共創を18年に開始。同社がこれまでブランドメッセージに掲げてきた「家族の笑顔」を、「社会の笑顔」「個人の笑顔」に細分化し、「社会の危機に対応する」「ライフスタイルの変化へ対応する」といったコンセプトを掲げた「キッチンの未来ビジョンマップ」を作成した。19年からは災害時における地域社会での助け合いを念頭に「脱LDK」を研究テーマに掲げ、22年11月には千葉県館山市で移動式のプロトタイプキッチンを使い社会実験を実施した。


















