旭化成H 本社を固定席廃止 連携強化にグループ共用の場も
住宅新報 2023年2月7日 号 12面
旭化成ホームズは、順次進めていた東京・神保町の本社オフィスのリニューアルを昨年末に完了した。2月1日に実施したメディア向け見学会で川畑文俊社長は「グループの主要な会社が集まっており、コミュニケーションによって意思決定が早くなる。会議だけではなく担当者間の連携も進む。また、以前に比べ、社員の顔が明るくなった気がする」と成果を述べた。
昨年4月に策定した中期経営計画で示した「2030年のあるべき姿Vision for 2030」の柱のひとつ「働く人が輝くハピネスカンパニーへ」への取り組みの一環。フリーアドレス化やグループ会社との共用エリアの設置などを進め、(1)生産性の向上、(2)グループ会社・部門間の連携強化、(3)社員エンゲージメントの向上を目指している。
周囲の視線や音を適度に遮った「集中作業スペース」や情報共有やアイデア出しに適した「コラボレーションスペース」、セミクローズなブースでモニターやホワイトボードを活用しながらの共同作業や打ち合わせに適した「プロジェクトスペース」など、目的別に6タイプのワークスペースを設け、社員やチームが業務内容に応じて、最適な場所を選ぶ仕様とした。オープンな空間でミーティングできる場所を多く配置したほか、フロア内の動線を交錯させることでチームや部署内外のコミュニケーションや連携の活性化を図った。一方で、在宅勤務などの浸透に伴い、各社員分の固定席や固定電話を廃止し、席数を全社員の8割程度に削減した。


















