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スタンダード会員限定全館空調で生活の質改善 床暖房、個別空調と比較 パナH調べ

住宅新報 2023年1月3日 号 20面

住まい・くらし

 パナソニックホームズは、住宅の空調設備における健康症状と生活の質への影響についての調査結果を公表した。慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授との共同研究。換気・空調設備の違いが住む人に与える影響に着目。高性能フィルター搭載の全館空調、床暖房、個室ごとの冷暖房の3種類のいずれかの設備を導入した、ZEH水準以上の断熱性能を備えた住宅への転居者を対象に健康症状(花粉症、アレルギー性鼻炎、手足の冷え)・生活の質(風邪、疲れ、活動意欲、寝つき、眠りの質、寝起き)の変化についてアンケートを実施した。対象地域は東北~九州(省エネ地域区分の4~7地域)、調査期間は19年2月~21年12月。

 「高性能フィルター搭載の全館空調」を備えた住宅への転居者における健康症状項目で「改善した」の回答率は、花粉症が38.7%、アレルギー性鼻炎が31.3%、手足の冷えが67.1%で、「個室ごとの冷暖房」と比べ改善率は花粉症が1.63倍、アレルギー性鼻炎が1.36倍、手足の冷えが2.93倍に上り、床暖房と比べても花粉症で1.42倍、アレルギー性鼻炎で1.47倍、手足の冷えで2.10倍に上った。

 生活項目での「高性能フィルター搭載の全館空調」の改善率は、「個室ごとの冷暖房」に比べ、風邪が1.31倍、疲れが1.23倍、活動意欲が1.79倍高く、活動意欲は「床暖房」と比べても1.30倍活動意欲が高かった。また、睡眠(寝つき・眠りの質・寝起き)では、「個室ごとの冷暖房」の1.54~1.76倍、「床暖房」の1.20~1.46倍改善率が高かった。

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