2×4住宅脱炭素化で協定 カナダ製材大手や木材輸入2社と協業 住友不
住宅新報 2022年12月6日 号 14面
住友不動産はこのほど、カナダの製材大手、住宅用建築部材輸入メーカーのウイング(東京都江東区、倉田俊行社長)と、ツーバイフォー住宅供給での脱炭素化の推進と資材の安定調達を目的とした3社協定を締結した。ツーバイフォー工法は、面的な構造に基づく高い気密性と断熱性能の高さに特徴がある。今回の協定により、同社が供給する戸建て住宅の多くで採用しているツーバイフォー住宅で、カナダのSPF材(トウヒ、松、モミなど北米産の針葉樹から切り出された木材)や米南部のSYP材活用の検討が進むとみられる。
協定における主な取り組みは(1)日本での建築資材として活用するSPF材、SYP材の安定的供給、(2)ツーバイフォー住宅の普及促進及びSPF材、SYP材を活用した工法の新規開発、(3)海外における専門的知見を活用し、日本における持続可能な木材利用を拡大ーーとなっている。
同社は、森林管理体制や各認証の整備が進んだカナダの木材業界の知見を取り込み、それを同社がこれまで地方行政との連携で実施してきた国産材利活用促進に生かすことによる相乗効果も期待している。
また、国産材の積極的な利活用と再造林による脱炭素化を進めるため、自社保有林を中心として静岡県裾野市と「森づくりに関する包括連携協定」を締結。主伐再造林による森林の再生と伐採した資源の同社ハウジング事業での活用を推進している。

















