大和ハ、静岡・小山町の産業創成 サーモン陸上養殖施設、食関連で500億円受注へ 企業誘致や施設建設ノウハウ生かす
住宅新報 2022年11月29日 号 18面
「DPI富士小山Ⅰ」は、静岡県駿東郡小山町が「フロンティア推進区域」として産業誘致を手掛け、15年10月に公募型プロポーザル方式によって大和ハウス工業が事業者となり、同町から用地を取得、19年9月に造成が完了した工業団地で、現在、企業誘致は内定も含め96%まで進ちょく。プロキシマー社のほかには、総合建材メーカーの永大産業とパーティクルボード国内最大手の日本ノボパンによる合弁会社のENボードなどが入居を予定している。
閉鎖循環式で環境配慮、輸入量の2.5%生産
プロキシマー社は日本国内でのアトランティックサーモンの陸上養殖を目指し、全国の候補地から消費地の東京圏に近く、良質な富士山の伏流水が得られることから、同町に決定した。すしネタとしても人気の高い「アトランティックサーモン」を、閉鎖循環式の陸上養殖によって、孵化から出荷サイズの約5キロまで育成し、加工までを行う。27年に年間約5300トンの生産を計画しており、日本のサケ・マスの年間輸入量の2.5%に相当する。出荷されたサーモンは、丸紅が10年間の国内独占販売契約を締結している。


















