オープンハウスA、現場施工アプリを自社開発 導入1年で大工への浸透率98%以上
住宅新報 2022年10月25日 号 10面

オープンハウスグループでグループ内外の戸建て・マンションの建築請負を担うオープンハウス・アーキテクトが開発し、今年度のグッドデザイン賞を受賞した現場施工管理アプリ「アーキテクト・ジャンプ」は、現場監督・業務委託先の業者・大工間の情報共有やコミュニケーションプラットフォームとして活用。現場従事者の目線からの使い手に寄り添った自社開発にこだわったことで、ITリテラシーの格差などの課題を克服、導入1年で大工への浸透率は98%以上に上った。
アプリ上で案件の受発注から請求までを一元管理すると共に、リアルタイムでの請求状況を把握できるほか、案件の進ちょくや図面、工程表に至るまで、情報をシームレスに共有できる。アプリの導入によって、これまでファクスなどによる情報共有に伴うミスや、連絡がすぐにつかないといった課題の解消に役立つと共に、これまで情報難民になりがちだった職人からの情報発信が可能になった。
一般的に建築業界は、高齢化がより進行しているといわれているが、同社の契約大工のボリュームゾーンは50代以上で約45%を占め、いわゆるデジタルネーティブ世代は4分の1程度だ。業者とのやりとりの電子化はこれまでも進めていたものの、パソコンを使えない職人も少なからずいたため、ITリテラシーの格差が課題になっていたが、大工の間でもスマートフォンへの機種変更が進んだことに着目した。

















