三井ホームが中学校跡地で竣工 国内最大級の木造特養 規模と比較し木材利用多く
住宅新報 2022年9月6日 号 10面
三井ホームは、枠組壁工法では国内最大級となる5階建て「特別養護老人ホーム新田楽生苑(しんでんらくせいえん)」(東京都足立区)を8月に竣工し、報道関係者向けに公開した。特別養護老人ホーム、ケアハウス、デイサービス、ショートステイ、グループホームなどを運営する社会福祉法人新生福祉会(広島県尾道市)が運営主体。足立区が所有する中学校跡地に同社が特別養護老人ホームを建築した。
1階部分をRC造、2~5階部分を木造(枠組壁工法)とすることで、新国立競技場の約2000m3より多い2176m3の木材を使用。これはスギの木7116本相当の炭素貯蔵効果がある。〝現し〟などは行わず木質感はないが、十文字将敏施設事業本部コンサルティング第二営業部長は「『どれだけ木材を使うか』という実を取っていく」と話す。
建築地は区からの借地で、足立区が特別養護老人ホーム等の用地として公募を行った。東京都と足立区から特別養護老人ホーム等施設整備に関する補助金の交付を受けており、全170室(専有面積10.81~44.44m2)の入所用居室と認知症対応型デイサービスセンター、地域交流スペースなどを備える。地域交流スペースでは、災害時に防災拠点として利用するほか喫茶スペースとしての活用を予定している。


















