住宅各社、買取再販に注力 戸建て市場でも積極展開
住宅新報 2022年7月19日 号 1面
買取再販事業にグループを挙げて取り組むのは、大和ハウス工業だ。同社は18年1月に、買取再販やリフォーム・リノベーション、既存物件の管理などに携わるグループ会社と連携し、住宅ストック事業の統一ブランド「リブネス」を立ち上げ、専用窓口を新設。全国に展開する営業拠点網や不動産仲介、点検・リフォーム技術など、グループ全体のノウハウをフル活用し、各社での個別対応から、グループを挙げて中古住宅(中古戸建て・中古マンション)の購入、不動産売却、購入と同時のリノベーション・リフォームまで一気通貫でサービスを提供する体制への変換に取り組んだ。
19年には、大阪府茨木市で社宅を再生した1棟リノベーションマンション「リブネスモア」初弾を販売したほか、かつて自社開発した大規模住宅団地の再生事業「リブネスタウンプロジェクト」を開始するなど、事業全体の拡大を進め、21年には「リブネス課」を立ち上げるなど、対応力の強化に注力している。
「リブネス」の立ち上げ以降、既存の戸建て住宅とマンションにおける21年度までの買取再販件数は、累計で約1830件で、そのうち21年度の件数は約520件(18年度比40.5%増)だった。買い取り物件のエリアや築年数は問わないものの、新耐震基準以前の竣工物件は不可としている。住み替えによる売却が最も多く、次いで資産処分、離婚が多いという。


















