福島・楢葉町で社殿寄贈 創建、竣功奉告祭を実施
住宅新報 2022年6月14日 号 20面

再建した「清神社」の社殿。延べ45.96平方メートルの本殿を建設した
関西、関東で分譲戸建事業などを手掛ける創建(大阪府大阪市、吉村孝文会長)は、災害で被災した神社に無償で社殿などを寄贈する「災害被災神社再建・復興プロジェクト」の第4弾として、福島県双葉郡楢葉町鎮座「清神社」の社殿を無償で寄贈、5月27日に竣功奉告祭を執り行い、関係者約10人のほか、約20人の氏子が参加した。
同神社は、県指定重要無形民俗文化財「大瀧神社の浜下り」の旅所として親しまれていたが、11年3月に発生した東日本大震災での被災後まもなく原子力災害によって、全町避難を余儀なくされた。15年9月に町の避難指示が解除されるまで放置され、その後再建を決め、解体。東日本大震災前は100戸近くあった氏子も、震災後は10戸ほどまで減少し、資金難などで目途が立たずにいたが、同社の無償提供が決まり、昨年7月に地鎮祭、同10月に上棟祭を執り行い、昨年末に社殿が完成した。
同社は、宮大工の伝統的な「木組み工法」を機械化した木の城たいせつ(北海道夕張郡)の事業を09年に継承、15年に北海道札幌市の石山神社の建て替えを担い、同プロジェクトを18年に開始した。これまで毎年1棟のペースで、熊本県阿蘇郡の白山姫神社、福島県双葉郡の諏訪神社、宮城県名取市の閖上湊神社の再建を手掛けた。

















