ZEH比率が過去最高 積水化学 21年度新築戸建ての82%占め
住宅新報 2022年5月3日 号 10面
積水化学工業住宅カンパニー(神吉利幸プレジデント)は、21年度のセキスイハイム新築戸建て住宅において、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ランクで環境貢献度最高ランクのZEH比率が前年比5ポイント伸長の82%となった。経済性と環境配慮の観点から太陽光発電システムを積極的に提案、顧客からZEHの支持を得た。
同社は、戸建て住宅での再エネ活用の推進を1997年から25年間続けてきた。太陽光発電システム(PV)採用数は累計で22.9万棟を数える。PV設置容量は累計で125万キロワット以上となり、その年間総発電量は東京都八王子市など人口50万人規模の都市の年間電気エネルギー消費量に相当するという(同社調べ)。
PV採用と併せて、ZEHの普及促進にも力を注いできた。特にZEHシリーズの中で環境貢献度が最高のZEHの提案に力を入れた。また12年からは蓄電池を搭載して、可能な限り電気を買わない暮らしを目指す「エネルギー自給自足型住宅」を積極的に提案してきた。
21年には、新開発の大容量蓄電池「e-PocketGREEN」を搭載し、年間で使用する電力量の約73%(約260日分相当)を、PVで賄うモデル「新スマートパワーステーションFR GREENMODEL」を発売。リアルサイズの住宅で環境配慮型の生活を体験できるショールームも全国20カ所に開設し、エネルギー自給自足型住宅を提案してきた。
こうした取り組みにより新築戸建て住宅販売での蓄電池採用率は、4年連続で伸長して72%となり、12年からの累計で4.7万棟に及んでいる。

















