住友林業 LCCM住宅を発売 年間受注100棟目指す
住宅新報 2022年4月26日 号 18面

「LCCM住宅」外観イメージ
住友林業は4月22日、戸建ての環境フラッグシップモデルとして「LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅」を発売する。LCCMは、建設、居住、解体の際に排出されるCO2を省エネルギーの取り組みや太陽光発電システム(PV)による創エネルギーなどで、住宅のライフサイクル全体でCO2収支をマイナスにするもの。本体価格はモデルプラン(2階建て・延べ床面積114m2)で坪単価103万円(税込み)。全国(断熱地域区1~3地域と沖縄除く)で販売し、年間受注目標は100棟。
新商品は木造で同社独自のビッグフレーム構法を採用。再生可能なバイオマス燃料を乾燥工程に活用した国産材を構造躯体に採用することで、CO2削減率を高める。モデルプランで試算した炭素固定量はCO2換算で1棟当たり約18トン-CO2。これは約0.3ヘクタールの杉林が50年間に吸収するCO2量に相当する。
南の採光面には日射取得型複層ガラス、その他の面には日射遮蔽型真空トリプルガラスを使用。建物は高性能な断熱部材で全体を囲む、360度トリプル断熱を採用。大容量PV、蓄電池、省エネルギーで湯を沸かせる高効率給湯器も採用する。また、構造をつくるビッグコラム(大断面集成材)と軸柱に国産ヒノキ集成材、梁(はり)は国産カラマツ集成材を使用し、国内林業の活性化を促す。

















