木質材料使用し、耐震性の高いブレース開発 住友林業、熊谷組
住宅新報 2022年3月29日 号 24面
住友林業と熊谷組は3月23日、木質材料を使用した高い耐震性能を持つ鋼製ブレース(筋交い)「KS木質座屈拘束ブレース」を共同開発し、日本ERIから構造性能評価を取得したと発表した。取得はブレースとして最高のBAランク。両社は共同開発したブレースをオフィスや商業施設、集合住宅などの鉄骨造に加え、中大規模木造建築にも導入していく考えだ。
通常、鋼製の耐震ブレースは限度を超える圧縮力が作用すると急な湾曲を起こし、大きく変形する。この欠点を補うために、コンクリート製や鋼製の材料が湾曲を抑止している。
「KS木質座屈拘束ブレース」は熊谷組の中高層建築物の耐震構造技術と、住友林業の木質系材料に関する知見・技術を融合した。鋼製の芯材をLVL(単板積層材)と合板を組み合わせた木質材料が補強。従来の座屈拘束ブレースと同等以上の耐震性能を実現した。

















