現場探訪! リクルート プロダクト統括本部 戸建流通商品開発担当者 横溝真衣氏 SUUMO・バーチャルステージング 戸建て販売の早期化を支援
住宅新報 2022年2月15日 号 12面

横溝氏
リクルートは昨年8月から、運営する不動産情報サイト「SUUMO」において新築分譲戸建ての竣工前物件を対象に外観や内観をCG技術で制作し、室内にはバーチャルステージングを施して紹介する商品を提供している。この商品を活用した掲載物件数は約1カ月半で100本、今年1月末時点では約500本と堅調に伸ばしてきた。昨年10月からは既存戸建てでもバーチャルステージングの商品を提供。従来から3Dパノラマ画像を提供していたが、バーチャルステージングを施すことで住宅購入検討者への情報の質向上、物件販売の早期化を支援している。
商品開発を主導したのが戸建流通商品開発担当者の横溝真衣氏だ。大阪府立大学理学部卒業後、パナソニック系列の子会社でIT企画等に従事した後、「ITスキルを生かしながら、事業を主体的に動かしたい」と思い、14年1月にリクルート住まいカンパニー(現リクルート)に転職した。
戸建てのバーチャルステージングの構想はサービス開始の2年前にさかのぼる。「新築マンションであれば、完成前からリッチなコンテンツ広告がつくれたが、新築の戸建て住宅では完成前に物件の魅力を伝えるコンテンツが少なかった」と振り返る。当時、海外ではバーチャルステージング技術を駆使して未竣工物件が販売されていた。日本でも少棟現場が増える中でニーズはあると判断した。

















