旭化成ホームズ・フォーラム 高齢者の運動・食事・交流を考察 虚弱予防の仕掛けづくりも
住宅新報 2022年1月18日 号 10面
旭化成ホームズは1月11日、健康寿命延伸をテーマに暮らしのあり方について考察する「くらしノベーションフォーラム」をオンラインで開いた。今回で18回目。同社のくらしノベーション研究所は運動・食事・交流を軸に、自立した後期高齢者の健康度や生活実態調査を報告した。この調査は東京都健康長寿医療センター研究所と協働で実施。同社のシニア向け賃貸住宅「ヘーベルヴィレッジ」の入居者159人が対象。19年~21年の間に健康測定やアンケート、インタビューなどを実施した。
発表では、ロバスト(頑健・健常)、要介護・要支援の前段階であるフレイル(虚弱)、その中間のプレフレイルの傾向を報告。運動では「軽い運動・体操をしている」がロバストで97.9%、プレフレイルで68.6%、フレイルで29.4%と低下していく。その一方で「転倒不安あり」はロバストで34.0%、プレフレイルで60.8%、フレイルで76.5%と上昇していく。
食事ではプレフレイルから食欲が減り、フレイルで多品目摂取が減る傾向、交流ではプレフレイルで家族との交流が増え、フレイルで友人との交流が減る傾向が見られるという。また、夫婦や家族でできることを分担し、補い合うことが日々の活動を後押しする事例、体操教室への参加などが運動・食事・交流を連動させることなどが報告された。

















