プレハブ協会が愛知で見学会 戸建て感覚の賃貸/住まいづくり体感施設
住宅新報 2011年10月25日 号 13面
プレハブ建築協会の住宅部会はこのほど、愛知県内で会員社や報道関係者向けの見学会を開いた。トヨタホームの中庭を設けたメゾネット賃貸住宅(名古屋市)と、ミサワホームの住まいづくり体感型施設・生産工場(江南市)を訪れた。
トヨタホームの「グリーンコート社が丘」は、戸建て感覚のメゾネット型賃貸住宅6棟(31戸、66.26~84.66平米)。トヨタすまいるライフ(愛知県豊田市)が地主から土地を賃借し、建物を建設した。各戸の玄関まわりや、広々とした中庭に多種類の植栽を配置。隣接する猪高緑地を借景にしながら緑地率28%を確保したことが特徴だ。
地下鉄東山線本郷駅から徒歩16分で、名古屋までは乗り換えなしで30分ほど。通勤の利便性が高く、同物件では、社宅としての利用が多いという。昨年11月に竣工し、年明けから入居募集を開始した。賃料は10万6000~14万2000円で、周辺よりも1割ほど高めだが、満室稼働が続いている。
同社の担当者は、「周辺にもファミリー向けの賃貸住宅が多く、競争は激しい。子供たちが遊べるような緑豊かな中庭を設けることで差別化を図った。管理には手間がかかるが、付加価値のある賃貸住宅として今後も提案していきたい」と話す。
制震装置の採用率5割に
ミサワホームの住まいづくりに関する体験・体感型施設「ミサワファクトリー名古屋」は11年5月にオープンした。工場に併設した体感館としては3カ所目となる。実物大のモデルや地震シミュレーターなどを使って同社の技術や性能、デザインを紹介する施設。オープンから4カ月で約800組が来場した。
壁面に組み込む制震装置「エムジオ」は、地震エネルギーを最大約50%軽減するもの。同社によると、震災以降、耐震性への関心が高まり、採用率は約5割に上るという。
また、同施設に隣接する工場内では、鉄骨ユニット住宅に使用されている多孔質軽量セラミック外壁の生産工程を見学した。

















