目指せ、2拠点生活! 広島・音戸の瀬戸で古民家再生 24 新型コロナで宿の開業が翻弄される(3) 土壁塗りでバージョンアップを図りたいが…
住宅新報 2021年8月17日 号 11面

塗り壁隊の隊長である片山先生が、左官を使って土壁を塗る
地方への移動自粛
20年の春以降、地方は新型コロナの感染拡大を恐れ、都市部からの受け入れについて消極的になっていった。長野県のある食堂では県外からの利用はお断りという張り紙が出され話題となったほど。県外ナンバーの車も白い目で見られる始末だ。年寄りが多い離島になると、なおさらデリケートな問題になる。私の瀬戸内海での夢の2拠点生活は、こっそり訪ねて、誰にも会わず、こっそり帰るようになっていた。
なかでも困ったことに、春に予定していた「塗り壁ワークショップ」が、日程の確定ができず、延期を繰り返していた。塗り壁ワークショップとは、土壁に興味ある人に参加してもらい、その魅力を解説しつつ簡易的な手法で一緒に修繕していくもの。実践的に学べることで、古民家を所有している方にとっては有益になる。

















