凜として輝く女性たち 一般社団法人不動産女性塾 vol.26 わが街「100年の計」 (有)小金井不動産代表取締役 松尾 晴代(塾会員)
住宅新報 2021年5月11日 号 14面

私自身の不動産業のルーツは、今は亡き祖父の小金井俊輔が書いた『舎人の街づくり-地域からの発想-』という本にある。そこには「『国家100年の大計』という言葉があるなら、わが街にも『100年の計』があってしかるべきだ」という祖父の強い思いが記されている。地元で不動産業を始めた祖父の思いは、1967(昭和42)年2月から始まった足立区の区画整理事業につながっていく。
本から引用させていただくと――。
「このまま、手をこまねいて東京の都市化の波をひっかぶればわが街はどうなる。環七と荒川に囲まれた地域の様に一間道路に家がみんな張り付いてしまう。もしも災害があった場合緊急自動車は入れず、消火活動もできない。命の保証がない街となる。それでも良いか? わが子、孫の世代を考えると今、我々が神輿を上げなくて誰ができよう。望ましい街づくりのアクションを起こすのは正に今この時である」

















