ポラス暮し科研 注文住宅に高性能耐力壁 耐震性能確保・維持が可能
住宅新報 2021年3月16日 号 12面
ポラスグループのポラス暮し科学研究所は、高性能耐力壁「エンダーウォール」を開発、グループ企業が建築する注文住宅(木造軸組とツーバイフォー)において採用を始めている。複数回の地震の強い揺れや余震が起きても住宅の耐震性能を確保、維持できる性能を有するほか、コストパフォーマンスや設計・デザインの自由度が高いという特徴もある。
木質フレームの中央に、高層ビルや橋梁などに使われる、住宅向けより高い剛性がある高減衰ゴムを内蔵したKOAダンパーと呼ばれる装置を配置。これにより、エンダーウォールは壁倍率4相当の耐力を生み出しているという。強い揺れが発生した場合、ダンパーのみが変形し、揺れが収まれば元に戻る仕組みで、「復元力のある耐力壁」と「制震壁」を兼ね備えるとしている。採用にあたり、エンダーウォールと耐震等級3相当の耐力壁について同じ強さの揺れで振動実験を実施。その結果、後者による住宅は前者のそれ(4枚配置)と同じ揺れ幅にするために22枚が必要になったとしている。


















