凜として輝く女性たち 一般社団法人不動産女性塾 vol.19 高い高齢化率は住みよさの証拠 (株)すまいる情報高島平代表取締役 渡部やす江(塾会員)
住宅新報 2021年2月2日 号 10面

渡部やす江
高島平の団地ができて、はや50年が経とうとしている。30代で購入した人も80代になる計算だ。私が不動産業に入ったのは、高島平の賃貸住宅に配布されていた「週刊すまいる情報」が縁である。そして北澤塾長とお目にかかったのも約20年前の「NPO不動産女性会議」での出会いである。その会に連れていってくれたのが「(株)すまいる情報光が丘」代表取締役の武藤正子社長。その縁がなければ北澤塾長との出会いもなかったと思う。お会いしたときも今も年齢不詳で変わらずパワフルである。地域密着の素晴らしい成果を見るにつけまねできないが、まねしたいと思っている。
「(株)すまいる情報」より分社するときには東京都知事免許番号が(5)になれるとは、また自分がまだ社長業をしているとは思っていなかった。日々のお客様との出会いの積み重ねが地域密着型の営業をさせてくれている。「週刊すまいる情報」も1983(昭和58)年1月からの発行で、今現在1436号になった。私もこの黄色いチラシの「週刊すまいる情報」を見て入社した経緯がある。捨てられないチラシを目指した創業者・勘場治氏の想いが伝わったのかもしれない。捨てられないチラシもネット情報に取って代わられる時代になったが、地域に役に立つ情報を表面に載せ、不動産の情報は裏面に載せて必要な人だけに見てもらえたらとコツコツと続けている。
高島平団地は、少子高齢化がどの地域よりも早く来ている気がする。それだけ移動が少なく住みよい街として定住している人が多いのだろうか。それゆえ我が社には、高齢の方の相談も多い。以前購入してくださった方が、子供のためにから孫のためにとなり、最近では、高齢者用ホームへの移転により売却相談が出てきた。相続人が相続した家などの売却相談も増えている。一度のご縁が仕事を生んでくれていることに感謝しかない。

















