パナソニックホームズ NZ現地建設会社と平屋住宅試作棟 リモートで建築技術指導
住宅新報 2021年1月19日 号 10面
パナソニックホームズは、ニュージーランド・ワイカト地方の現地建設会社マイクグリアコマーシャル社(以下MGC社)と協働で、パナソニックホームズが供給したプレハブ住宅部材を用いた試作棟の上棟工事を20年9月29日から10月1日にかけて実施した。内装工事と最終検査を経て1月22日に完成する予定。コロナ禍でニュージーランド政府の入国規制があり、同社技術者が日本からリモートでMGC社建設担当者に建築技術指導を行った。海外へのプレハブ住宅部材の供給およびリモートによる技術指導での上棟工事は同社では初めて。同社は今後、同国の住宅市場への部材供給を目指し、住宅の仕様や施工法などの検証を進める。
試作棟は88m2(26.62坪)で、ベッドルーム3室、リビング・ダイニングルーム1室、バス・トイレ付きという間取り。工事は外壁・柱・梁・屋根の取り付けを行うシェルター工事を実施した。日本国内向け大型パネル構造(F構法)の住宅部材を採用し、工場であらかじめサッシなどを組み込んだ外壁パネルと、屋根、床パネルを組み立てることで、現場作業を最小限にした。この方法により施工品質の安定化が図れると共に、ニュージーランドの一般的な住宅建築(在来工法)と比較して最大で約4カ月の工期短縮が見込める。

















