柱梁部材で2時間耐火達成 住友林業 CLTを有効活用
住宅新報 2020年5月12日 号 10面

開発した梁部材
住友林業は4月30日、独自に開発した木質部材において、2月に梁(はり)が耐火構造部材(2時間)の国土交通大臣認定を、3月には柱が耐火構造部材(2時間)の性能評価試験に合格したことを公表した。
開発した柱梁部材は中大規模木造建築に対応した耐火構造になる。CLTは壁や床などの面状の構造体への利用が中心だが、今回は柱や梁の耐火被覆として利用する。一般流通のCLT(直交集成板)を使用しており、価格も抑えられる。
部材の構成は、構造支持部分の木製柱や梁の周囲に不燃材を配置し、その外側にCLTを浮かして留め付け、通気層を設ける。隙間があるため、下地の凹凸の影響を受けず、仕上げ面を美しく保てる。また、裏側に通気層があることで、工事中に雨に濡れても水の排出を促し、湿気に対して乾きやすく、耐久性が確保できる。

















