社長訓示 困難の中、新戦力への期待高まる
住宅新報 2020年4月7日 号 10面
自立した個人に
菰田正信・三井不動産社長 入社にあたり、皆さんに期待すること、心掛けていただきたいことは以下の5点。まず「自立した個人」になること。2つ目は「幅広い視野を持つ」こと。3つ目は「チャレンジスピリットを発揮する」こと。4つ目は「健全な心身を保つ」こと。そして最後は「社会人としてのコモンセンスを持つ」こと。「コモンセンス」がしっかりしていれば、自然にコンプライアンスの態勢がとれるはずだ。
失敗恐れずチャレンジ
吉田淳一・三菱地所一社長 働き方や時間の過ごし方、暮らし方など、幸せや喜びに関わる、いろいろなことに興味をもって、失敗を恐れずにチャレンジを続けてほしい。
自分の身を守ることが、周りの方々の身を守ることになり、それが、東京、世界を守ることにつながる。自覚して行動してほしい。最後に、明けない夜はない。明けて再スタートを切ったあかつきには、皆さんと共に日本のことを世界に向け、加速して発信していく。
社内外の信頼が未来へ
野村均・東京建物社長 今年から5カ年の中期経営計画を推進している。また、当社は一昨年に「全員営業の実践」というテーマを設定した。グループの稼ぐ力を向上させ、最終的に「社会課題の解決」のみでなく「企業としての成長」をも成し遂げることを表している。そして、それには、日頃から部門を超え、役職員皆で楽しみながらコミュニケーションを深めていくことが不可欠。社内・社外で築き上げた信頼が未来へわたっても続いていくことで、「次世代デベロッパーへ」という目標が初めて達成されるし、これが当社のあるべき姿だと考えいる。皆さんもそのような観点で物事を考えるようになってほしい。
未来像と目標を
沓掛英二・野村不動産ホールディングス社長 野村不動産グループは、まさに「未来志向」の企業グループだ。企業理念は「あしたを、つなぐ。私たちは、人、街が大切にしているものを活かし、未来(あした)につながる街づくりとともに、豊かな時を人びとと共に育み、社会に向けて、新たな価値を創造し続けます。」というもの。皆さん一人一人が自分自身のしっかりとした「未来像と目標」を持って、グループの一員としてスタートしてほしい。
担い手として活躍期待
伊達美和子・森トラスト社長 先行きが不透明になっている中で、期待と不安が入り混じっていることだろう。昨年度は、業務フロー改善やデジタル化推進など体質強化に取り組みながら、予定よりも早い進ちょくで収益・利益目標を達成し、財務体質の強化を図った。また、各エリアで耕してきた土壌への種まきが終わり、中長期計画「Advance2027」の第二期の開始と共に、いよいよ芽が出る準備は整っている。皆さんには、仕事を通じて「考える力」「企画する力」「実行する力」を養ってほしいと思っている。「Advance2027」第二期、第三期の担い手として、活躍することを期待している。
3つの心構えを
平松哲郎・中央日本土地建物グループ社長 日本土地建物と中央不動産は経営統合し「中央日本土地建物グループ」としてスタートを切った。新グループの第1期生となる皆さんに心構えを3点話す。1つ目は「自律した人であれ」。2つ目は「失敗を恐れず積極的に挑戦する人であれ」。3つ目は「誠実で信頼される人であれ」。皆さんが熱い意見を発し、当社グループが活性化することを期待する。
5規範自ら体現を
宮島正治・三菱地所レジデンス社長 マンション市場においては、ニーズが多様化し、選別の厳しい環境が継続しており、顧客から選ばれ続けるには、これまで以上に顧客に密着したモノづくりが重要だ。強いモノづくりを通して顧客の生涯価値を追求し、真のNo・1ブランドにしていこう。5つの行動規範(「失敗を恐れない」「自らつくり出す」「開かれていること」「視野を広く持つこと」「誠実であること」)を自ら体現してほしい。
新型コロナの動きを注視
小島一雄・大京社長 新型コロナウイルスの影響における課題を3つ伝える。まず、役職員およびその家族の安全、その生活の安心をどう守っていくか。次に、既存のお客様のサービス、商品をどう継続的に提供するか。最後に日々の活動における各関連企業や協力企業との関係をどう円滑に進めていくか。皆さんは情報や対応の動きをよく見ておいてもらえればと思う。
新しいことに挑戦
加茂正巳・東京建物不動産販売社長 皆さんが取り組む仕事で無駄なことはない。真正面から仕事に取り組んでほしい。当社は「創造」すなわち付加価値をつけることで不動産価値向上の実現を提案し、「信頼」を得てきた。これからは皆さんがその「創造」に向けて挑戦するメンバー。正しい好奇心を持って世の中の変化を見つめ、スピード感をもって新しいことに挑戦することを大切にしてほしい。
支え合いながら
遠藤靖・三井不動産リアルティ社長 明るく、そして貪欲(どんよく)な好奇心を持って臆せず何事にもチャレンジしてほしい。若い時にしかできない失敗をたくさんして、成長してください。当社もそれを正面から受け止められる会社でなければならない。皆さんはこれまで多くの人に支えられて成長した。自分独りだけで成長した人はいない。あるときは誰かに助けられ、あるときは誰かを助け、支え合いながら社会人生活を送っていくはず。このことは絶対に忘れないでほしい。
3つの良さを感じて
太田陽一・東急リバブル社長 当社の良いところを3つ伝える。1つは「目標に向かって一体となりチャレンジするマインド」、2つ目は「事業展開・個々の働き方に拓かれた可能性が具体的にあること」。最後は「お客様評価」「事業競争力」「働きがい」の3つの業界ナンバーワンを目指し、それを好循環させてステージアップを持続していること。皆さんがこれらの良さを感じて、自分の行動に生かし仕事の成果につなげてもらいたい。共に目標を目指す仲間となってほしい。
企業理念と共に
斎藤悦郎・富士通ゼネラル社長 我々の行動原則として、3点を掲げている。1つ目は「私たちは自己成長のための努力を惜しまず、たゆまぬ創意工夫と先見力で、自ら新しい事に挑戦します」。2つ目は「私たちは人を思いやり、異なる文化と多様性を活かし、協調と対話を通じて、人の可能性を最大化します」。3つ目は「私たちは、誠実さを旨とし、常に高い倫理観を持って、人として正しい道を歩みます」。皆さんはここから企業理念と共に歩んでいく。企業理念を何度も読み返してほしい。社会人として経験を積んでいく中で、心に届く言葉が必ず見つかる。

















