積水ハの反対表明に反論の説明会開く 前会長の和田氏など
住宅新報 2020年3月17日 号 16面
積水ハウスの前会長の和田勇氏と同社の勝呂文康取締役専務執行役員などが発表した株主提案に対して、同社から反対意見が表明されたのを受けて、両氏などが3月11日、説明会で反論を展開した。株主提案では、約55億円の損害が発生した地面師事件を「不正取引」として同社のガバナンス不全を主張し、社外取締役7人を含む取締役11人の一括選任を求めている。両氏は、「あってはならない『不正取引』であり、不都合を理由に事実を隠蔽し続けているためガバナンス不全に陥っている」と主張を繰り返した。
勝呂氏は、「実取引では、宅建業者としてあるべき手続きを踏んでおらず、常識的にみても不可解だ。『違法ではないから不正ではない』と会社側は説明しているが、法令順守は当然。それ以前に社会的責任を負った企業が順守すべき対応があるはずだ。情報開示でも、開示されるべき重要な情報が開示されていないという認識を持っている。このことが隠蔽体質を助長しており、ガバナンス不全と言わざるを得ない」と述べた。

















