見本市「CES2020」から・世界の社会課題解決に挑む(3) 日米の技術、アイデアを融合 積水ハウスが現地にコンセプトホーム
住宅新報 2020年1月28日 号 12面
ラスベガス中心部から西へ車で約30分の新興高級住宅地にその建物はある。2017年に完全子会社化した現地住宅会社「ウッドサイド・ホームズ社」と共同で建築した。米国の住宅はツーバイフォー工法が一般的だが、この建物は日本の伝統工法である木造軸組の進化版である「シャーウッド」の構造躯体、そして専用外壁材「ベルバーン」などを用いているのが特徴。設計や施工、内外装提案などは日本と米国のそれぞれの技術やアイデア、スタッフの協力によるもので、そのことを表すため「chowa(調和)」と名付けられている。
象徴的なのが3.5メートル天井高で、標準の2.5メートルを大きく上回る。これは米国の設計事務所と積水ハウスのスタッフがプランづくりを行う中で、米国の顧客ニーズを知る現地スタッフの意見を採り入れて採用した。
柱は日本の自社工場が米国向けに製造した特注品。このほか、現地の建築ルールに基づき、建材などが用いられている。内外観デザインや間取りのあり方は、日本のテイストも感じられた。


















