朝霞市で防災重視の複合開発 積水化学 戸建て街区の売れ行き好調
住宅新報 2019年10月22日 号 18面
お披露目式で、同社の高下貞二社長は「積水化学グループは社会的な課題を解決していくESG経営を根幹に置き、製品、技術、サービスでSDGsに貢献していくことがミッション。そうした街づくりの第一歩が朝霞市から始まる」と抱負を述べた。朝霞市の富岡勝則市長は「積水化学グループが総力を挙げて手掛けるスマートタウンは、朝霞市の『安全・安心なまち』『子育てがしやすいまち』『つながりのある元気なまち』『自然・環境に恵まれたまち』の4つのコンセプトに一致する」と期待を示した。
「あさかリードタウン」は戸建て分譲住宅街区「スマートハイムシティ朝霞」(全131区画)や分譲マンション(21年2月竣工予定、地上8階建て・212戸)に加え、2つの保育施設(うち1カ所はマンション内)、ホームセンターのカインズが入居する商業施設(20年冬のオープン予定)、住宅型有料老人ホーム(20年7月完成予定)、賃貸住宅「あさかヴィレッジ」、小規模小売店舗、公園などで構成される。
「スマートハイムシティ朝霞」は1区画当たりの土地面積が約130m2。2月から建築条件付き宅地を、4月下旬から建売住宅の販売を開始。10月3日現在で、68区画が成約済み。購入者は20代後半から40代前半の世帯が大半を占めるという。
販売価格帯は建築条件付き宅地で注文住宅を建てる場合で5500万~6000万円、建売住宅が4000万円台後半~5500万円。
同タウンは災害に強い街づくりを目指しており、朝霞市で初めて無電柱化を実施し、電柱倒壊を防止する。また、雨水を地下の貯水槽に貯水して再利用・流出抑制する地下貯水システムを採用し、水害対策を施している。
一方、戸建て住宅では太陽光発電システムと蓄電池を標準搭載。断水時でも4人家族の3日分使用量に相当する24リットルの飲料水が確保できる飲料水貯留システムを配備している。
お披露目式に出席した同社住宅カンパニーの神吉利幸プレジデントは「『あさかリードタウン』は当社の街づくり事業、街の魅力を上げるタウンマネジメントの第1弾。コンセプトが高い評価を受け、戸建て街区の販売は当初想定の1.5倍の速度。同タウンで得た知見をしっかりと生かし、早期に全国に展開したい。今後、100億円超の事業規模に成長させていきたい」と抱負を述べた。




















