全館空調搭載50%へ トヨタH 10月にリフォーム用も
住宅新報 2019年9月3日 号 12面

空調イメージ。矢印は風向
トヨタホーム(名古屋市東区、後藤裕司社長)の全館空調「スマート・エアーズ」が好調だ。12年から販売しており、昨年11月に累計で5000台を突破。今年7月(単月)では採用率が48%を超え、過去最高を記録し、50%の大台をうかがう。
同商品は新築戸建て(シンセシリーズやエスパシシリーズ)が対象で、屋内の温度差によるヒートショックや熱中症などを予防する同社オリジナルの全館空調システム。ピュア24セントラル換気システムを標準装備し、PM2.5などの大気汚染物質や花粉を除去する。
設置は1フロアに1台。フロア単位で空調が完結。フロアごとに温度調整やオン・オフの切り替えができ、エネルギー効率がよいのも特徴だ。延べ床40坪程度の2階建てで、導入コストは120万円程度(施工費や消費税込み)。通常のルームエアコンと床暖房併用と比べ、光熱費を約2割削減する。
これまで空調設計の簡略化と機器のユニット化を図ってきたが、今春もリニューアルを実施。機器本体の設置必要奥行きを1000ミリから750ミリにスリム化。従来の1階床下や小屋根に加え、階段下の設置にも対応する。また、吹き出し口のルーバー可動域を広げ、風向き調整を可能とした。オプションとして加湿機能も追加している。
新築への搭載に加え、10月には施工など仕組みを整え、リフォーム用も投入する計画。搭載率の更なる向上、販売数の拡大を図っていく構えだ。

















