地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 108 連携が活性化のカギになる(4) 強み弱みを相互に補完する北関東
住宅新報 2019年8月27日 号 3面

茨城空港開港が盛り上がりのきっかけに
訪日観光客の行動パターンと国内旅行客の行動パターンは大きく異なる。それは、前者は周遊型で後者はピンポイントの観光だ。つまり、マイナーな観光地であっても連携することで逆転のチャンスがある。北関東では高速道路の開通によって連携強化を図り注目度がアップ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
組み合わせて勝つ
北関東エリアは、インバウンドに苦戦していたが、各地の強みと弱みを掛け合わせることで、注目度が高まっている。きっかけは10年3月の茨城空港の開港だ。そして北関東自動車道の開通も移動が便利になったことで貢献し、地域のポテンシャルを引き出している。
例えばここ数年、アジアからの団体旅行に人気になっているのが花巡りツアーだ。茨城県のひたち海浜公園にあるネモフィラと、栃木県のあしかがフラワーパークにある藤棚を組み合わせたツアーがある。また、茨城県には温泉宿が少ないが、一方で栃木県や群馬県には温泉宿が多い。栃木県や群馬県にはないが、茨城県には海や訪日外国人のゲートウェイとなる茨城空港がある。






















