太陽工業 避難困難時の生存性向上へ 津波・水害用ドライスーツ本格販売 津波再現実験で性能検証
住宅新報 2026年9月1日 号 11面

太陽工業(東京都世田谷区、能村祐己社長)は、津波や水害時の避難困難な状況を想定したドライスーツ「TASKAL(タスカル)」の本格販売を8月から開始した。
ドライスーツとライフジャケット(救命胴衣)を一体化し、水に巻き込まれた場合でも救助までの生存性を高めることを目的とする。自治体や医療機関、港湾・漁業関係者、消防、自衛隊、民間企業などへの導入を見込む。
同製品は、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所の港湾空港技術研究所などと共同開発した。過去の大規模津波による被害データを設計に反映し、港湾空港技術研究所の大規模津波再現実験施設や実海域で性能を検証した。人体模型を使った津波への巻き込みや浮沈、衝突などの実験を行い、着用時の姿勢や浮力、低体温症の予防性能、機動性、耐候性、視認性などを確認した。














