上郷ネオポリスにコンビニ併設のコミュニティ拠点 大和ハウスや横浜市栄区、ローソンなどが支援 住民が運営参加、生きがい創出
住宅新報 2019年6月25日 号 22面
大和ハウス工業は、住宅団地「上郷ネオポリス」(神奈川県横浜市栄区)において、コミュニティ拠点「野七里テラス」を10月25日にオープンする。同社は、過去に開発した郊外型住宅団地を再耕する「リブネスタウンプロジェクト」を推進しており、上郷ネオポリスは同プロジェクトの対象地として、高齢化による社会課題解決に向けた取り組みを行っている。コミュニティ拠点は、14年に住民から寄せられた〝集まれるお茶場が欲しい〟という要望を具現化したもの。吉井信幸・上郷ネオポリスまちづくり協議会座長は、「(分譲から)四十数年で変わった。住民の方々は活躍しているが、高齢化は避けられない。老若男女が常に輝けるまちにするために、(コミュニティ拠点は)出発点になる」と期待を述べた。
コミュニティ拠点は、自治会館とバス停に隣接する同社所有地を使って建設。鉄骨平屋建て、延べ床面積161.84m2に、コミュニティ拠点とコンビニエンスストアの店舗を併設した。外観は「住宅団地に溶け込めるデザインにした。外でも話ができるようベンチをつくり、できるだけ(住民に)集って頂ける設えにした」(瓜坂和昭・大和ハウス工業営業本部ヒューマン・ケア事業推進部部長)。
拠点の運営は、住民が携わる。コンビニエンスストアはローソンと大和リビングがフランチャイズ契約をするが、住民がスタッフとして勤務。また、健康などをテーマに定期的にイベントを開催し、住民間のコミュニケーションを促し、生きがいの創出を試みる。営業時間は8時~20時とし、移動販売車と併用して買い物難民対策も行う。この取り組みは、国土交通省のスマートウェルネス住宅等推進モデル事業に選定されている。ここでノウハウを蓄積し、行政などと共に周辺エリアへスピード感を持って対応策を展開する意向だ。


















