室内光発電の太陽電池実用化 リコー 第1弾はデスク商品
住宅新報 2019年6月18日 号 10面

「LOOPLINE T1」イメージ
リコー(東京都大田区、山下良則社長)はエネルギーハーベスト(環境発電)製品の第1弾として、室内光で発電する完全固体型色素増感太陽電池を実用化した。大成(名古屋市中区、加藤憲司社長)とデザインオフィスライン(東京都渋谷区、宮内翔社長)が6月10日に発売したバッテリー搭載型デスク「LOOPLINE T1(ループラインティーワン)」の室内用ソーラーパネルとして採用された。
リコーが開発した同太陽電池は複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用。電解質を固体材料のみで構成することに成功した。電解質に液体を用いる電池が抱える液漏れや腐食といった安全性や耐久性に対する課題を解決すると共に、室内光源波長に適した有機材料の設計、デバイス構造の最適化を実現することで発電性能を大幅に向上させている。
「ループラインティーワン」はサスティナブルをコンセプトとした内装家具の第1弾となるバッテリー搭載型デスクだ。天板に搭載されている同太陽電池を使用し、LED照明や蛍光灯などの室内光で発電。デスク内蔵の取り外し可能なバッテリーに充電ができる。AC電源がなくても充電することができるため、災害時などの電気が使えない環境下でも、スマートフォンなどに電力を供給できる。

















