事例発表会開く 輸入住宅産業協会
住宅新報 2019年6月18日 号 10面
輸入住宅産業協会(岡田正人会長)は6月6日、東京都豊島区のワールドインポートマートビルで「大規模木造・CLT(直交集成板)の可能性と実例」をテーマに事例発表会を開いた。
発表会では、セルコホーム(仙台市青葉区)の杉浦洋一取締役開発部長が「日本初4層フルCLT集合住宅」を演題に事例を紹介した。杉浦部長は「1階をコンクリートで、2~5階をCLTでつくる建物はあるが、純粋に1階から4階までCLTの材料で、床から天井までつくるのは初めて」と説明した。物件は仙台市太白区に建設する。CLTパネル工法の4階建て。敷地面積は651m2で、建築面積は222m2。1時間耐火となる。
杉浦部長は「CLTの箱を共用部でつなぎ、外装材を服のように落とし込む。燃え代(しろ)設計として、木材を厚くすることで建物の内部・外部に木造を見せることはできるが、コストが上がる」と説明。同社は鉄骨やRCに代わる部材として木材を考えており、木を見せることにこだわりはないという。今回の物件におけるCLT総使用量は395立方メートルで、約24トンのCO2を固定化する見込み。

















