積水化学 PVの余剰電力売買 FIT終了に伴い全国展開
住宅新報 2019年4月23日 号 16面
積水化学工業は4月15日、同社住宅「セキスイハイム」の太陽光発電(PV)による余剰電力を売買するサービス「スマートハイムでんき」の概要を発表し、取り扱いを開始した。同社が買い取った余剰電力は自社工場や他のセキスイハイム邸で活用し、エコロジーとエコノミーを両立させる環境貢献型電力事業を展望。20年度をめどにバーチャルパワープラント(VPP)の構築も目指す。
固定価格買取制度(FIT)の適用終了が11月から始まる。FIT適用終了のセキスイハイムの顧客は19年度に約6万戸発生する。これは1事業者としては業界でも最大規模。適用終了は今年度がピークで、毎年1万~1万5000戸発生する見通しだ。こうした適用終了への対応として「スマートハイムでんき」取り扱いの開始に至った。
同社は過去の発電・消費を関東地区246戸のHEMSデータをもとに分析した。1戸平均で年間5400キロワット時が発電されており、日中に自家消費できるのは約2100キロワット時。蓄電池に貯めて夜に活用できる電力量は約2300キロワット時にとどまる。蓄電池に貯められない約1000キロワット時の余剰電力が活用できると同社は分析する。


















