足元の観光振興 地域の観光資源を再発見 下町の魅力を外国人へ (上)
住宅新報 2019年2月26日 号 1面
近年の我が国へのインバウンド観光客は、18年に初めて3000万人を突破し、5年前の約3倍(日本政府観光局調べ)を記録するという躍進ぶりだ。その中で今後の課題の一つとされているのが、特に地方部での誘引力強化。〝地方創生・活性化の切り札〟とも言われる観光産業の振興に向け、官民協働で地域の魅力再発見に取り組んでいる事例を訪ねた。(佐藤順真)
現在のインバウンド観光の活性化には複合的な要因があるものの、「最大の理由の一つはビザの緩和。つまり、元々日本にはこの程度の観光ポテンシャルがあったということで、むしろこの先が正念場」(元観光庁幹部)という指摘もある。実際に外国人の旅行先は、依然として定番のゴールデンルートが中心。確立された定番観光地以外へ観光客を呼び込むことは、インバウンドの底上げになると同時に、国の観光振興施策の恩恵を地域にも届け、エリア価値の向上に結び付くだろう。
そこで一つのモデルケースとなるのは、東京都交通局と民泊仲介大手のAirbnbジャパンが協力して1月に立ち上げた、外国人向け観光体験プログラム「トデン・ライフ・ツーリズム」だ。
都とエアビーがタッグ



















