幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇29 単身世帯増加という異常 日本人は帰属意識に何を求めるか
住宅新報 2019年2月5日 号 11面
連載: 幸福論的「住宅論」

未婚女性が多く居住する東京都中央区。中でも日本橋人形町は人気がある街だ
本紙5面で1月15日号から3回に渡り、住生活コンサルタントの大久保恭子氏に「ひとり暮らしを創造する」というテーマで連載をしてもらった。
日本は今、高齢者に限らず単身世帯が増えている。30年にはおよそ男性の3人に1人、女性の4人に1人が生涯未婚者になるという。高齢者世帯では長寿化を背景に女性の一人暮らしがますます増えていくとも指摘している。
大久保氏がユニークなのはそうした人口減少や高齢化、あるいは生涯未婚者の増加といった一見悲観的な社会構造の変革にあらがうのではなく、それならそれで個人は新しい生き方を模索することのほうが大事ではないかと発想するところである。もちろん女性の立場から――。

















