雑木林と一体の分譲宅地 住宅生産振興財団 来年1月から販売開始
住宅新報 2018年11月20日 号 16面
区画に塀をつくらず、大規模な植樹を施した分譲住宅地を企画した住宅生産振興財団。取り組みの名称は「つなぐ森プロジェクト」で、コンセプトには「みんなでサトヤマ(里山)を育み、コミュニティを未来に向けてつなぐまちづくり」を掲げる。雑木林と一体で分譲地開発を行うのは首都圏では初の試み。
建設地は神奈川県相模原市と茨城県つくばみらい市の2カ所。相模原市では19年1月19日に街開きを行って販売を開始。つくばみらい市では同年7月20日に街開きを実施する(同年2月には一部の建築条件付き宅地で販売開始)。同プロジェクトでは特設ウェブサイト(https://tsunagumori.jp)を開設しており、情報を随時更新していく。
今回の開発はエス・コンセプト(福岡市博多区、馬越重治代表取締役)が企画した福岡県北九州市の分譲住宅地「サトヤマ ヴィレッジ」のコンセプトを採用。同ヴィレッジは産学官連携のもと企画・開発。08年に分譲し、14年度の「第12回住まいのまちなみコンクール」(同財団主催)のグランプリに当たる国土交通大臣賞を受賞している。同ヴィレッジは約1万2000m2の街区内に600本超の樹木を植樹。宅地開発で、ここまで大規模な雑木林を持つものは珍しい。同財団では「(同ヴィレッジの)開発責任者の人たちが非常に熱い想いを持って、よい街にしようとつくり込んできた。コンクールで見た街並みが非常に良かったので、関東エリアでも実現したい」(松岡俊一郎事業部部長)との想いで同プロジェクトは企画された。


















