幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 ◇19 人が主役の不動産業 捨てがたい「食卓を囲む幸せ」
住宅新報 2018年11月13日 号 13面
連載: 幸福論的「住宅論」

近年は日本各地で「こども食堂」なるものが展開されている。主催者に補助金を出す自治体も現れている。本来、家族や友人らと取る食事は誰にとっても一日の中で最も楽しい時間となるべきではなかろうか。
これからの不動産業は〝人〟が主役になっていくという確かな予感がある。なぜなら、今更だが、不動産は所有から利用へという潮流が本格化していく。
所有価値にはその資産性など客観性があるが、利用価値は個々の人間によって異なる相対的なものだからだ。となれば、ストック再生など不動産の利用価値に関わるビジネスの成否が、それぞれの価値観とどう向き合うかにかかっていることは明白である。
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