小学生がものづくりの現場見学 東建コーポG・ナスラック鎌倉工場 地域貢献で年間1000人
住宅新報 2018年10月23日 号 16面

工場の製品加工過程を熱心に見学
東建コーポレーショングループ・ナスラックの鎌倉工場(神奈川県)は地域貢献活動の一環として、地域の小学生や一般の顧客による工場見学を積極的に受け入れている。10月11日には、同市立山崎小学校の児童132人が同工場に足を運び、システムキッチンや洗面化粧台などの製造過程を学んだ。
児童らはまず職員によるスライドを使った説明を受け、同工場の主力製品の概要やその素材、構造などについて予習。続いて複数の班に分かれ、工場内を歩いて直接内部を見て回った。
キッチンの主要素材であるステンレスをプレス加工する大型機械の前では、稼働に伴う騒音にも負けないほど大きな歓声が上がり、児童の興味や関心の高さがうかがえた。またプレスした部品などを熟練の職員が手作業で溶接する姿や、コンベヤーで運ばれてきた製品が機械で自動的に梱包される様子など、通常目にする機会のない光景の多くでは、児童が身を乗り出すようにして見学する姿も見られた。
同工場は職員数約120人、年間売上高約63億円で、水回り商品を主力とする住宅設備製造工場。販売先は同グループ内企業が4割、外部向けが6割という比率だ。
以前から同工場では、大学生の希望者や営業関連の顧客、東建コーポレーショングループの手掛ける建物の施主など、幅広い層からの見学に対応している。また近年では、中国をはじめ様々な外国からの旅行者が、企業見学として来訪しているという。
近隣小学校からの団体見学の受け入れは、およそ8年ほど前から実施。鎌倉市の小学校では、同工場が〝ものづくり〟の現場として学習教材の中で紹介されていることもあり、毎年近隣の10校前後から約1000人の小学生が見学に訪れているなど、地域からの人気も高い様子だ。

















